JTBデータサービスでは、ご高齢の方や障害のある方など配慮を必要としている方へより安全で快適な旅行をするための推進として、
観光庁の推奨している「心のバリアフリー認定制度」取得に向けた実施研修をJTB協定旅館ホテル加盟施設様へ行っています。
研修実施した九州宿泊施設様への講座や内容を少しご紹介いたします。
まず最初に「ユニバーサルツーリズム」の取り組みの背景・マーケット等をご説明し、
その後、弊社の障害のある社員より、旅先・宿泊先で実際に体験した、うれしかった対応・困った出来事を手話を用いてリアルに
お話しました。
次に、聴覚障害・視覚障害・肢体不自由の疑似体験や手話の簡単な挨拶の講座も体験いただきました。
ご参加者様からは、お客様へより寄り添えるサービスにつなげられる研修となったとお言葉をいただきました。
ご参加いただいたみなさまからのコメントをご紹介いたします。
今回の講習は我々の業界において今後の課題と思っています。同業の方々にも、是非とも受講していってほしいと考えています。
制度の事や、すぐに取り入れられるような手話を教えて頂き、とても勉強になりました。今後も、様々な方の話を聞いたり、
他の言葉の手話も教えて頂けたら…と思いました。
今回車椅子に実際乗って、客室ドアなどをあける体験をしましたが、障害のある方は大変不便である事に気づきました。
ハード面は費用がかかるが、ソフト面での対応でも大丈夫である事が分かりいい研修ができました。
実際に障害のある方の生の声を聴きたいです。
障害のある方の宿泊対応・雇用等をしてきました。どちらの場合もどこまで踏み入っていいものか線引きが難しくて、
求められた場合のみ対応するようにしております。誰もが心地良いな感じられる対応を考えていきたいと思っております。
心のバリアフリー」の認定をご検討されている宿泊施設様、障害者雇用や障害のある人との談義にご興味がある企業様は、
ぜひお気軽にご相談ください。